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◎「遠近」「中近」「近々」という売り方はもう古い!?
遠近両用でもない、老眼鏡でもない、新しい見え心地のレンズが各メーカーから販売されるようになりました。どう販売していけばよいか、お悩みの店舗様も多いかと思います。
本セミナーでは、売上アップ・社員のスキルアップに繋がる「新しい累進レンズの提案方法」をお伝えします。
【記事提供元:株式会社FasT】
近視の過補正メガネの装用で乱視が潜伏したお客様事例を紹介します。
近視の過矯正は調節力が豊富な10~20歳代で注意が必要ですが、50歳あるいは60歳以上の年代でも時々見かけられます。
「あなたに合うメガネは作れません」と眼科や眼鏡店に言われて訪ねてきた方を対応した際のお客様事例です。
<お客様情報>
59歳 女性
・ここ30年以上、CLのみで生活。
・CLの予備として、メガネを購入しようと訪れた眼科、眼鏡店で、「あなたに合うメガネは作れません」と言われ諦めていた。
・CLをはずすと歩くのも怖がられ、オートレフ測定ができませんでした。
今回は「調節ラグ」が関連する話題をとりあげます。近視の進行に調節ラグが関係しているとの示唆があります。調節ラグと近視進行の関係及び調節ラグの測定法について紹介します。
<調節ラグとは>
近方の視標を明視するとき、調節反応量が調節刺激量よりも少なく、この両者の間の差をいう。(眼科学辞典より)
お客様の屈折状態に合わせた累進レンズのご提案を考えてみました。
不同視眼鏡の留意点は、「不等像視」と「周辺視でのプリズム作用の左右差」です。特に、遠近両用レンズでは近方視すると上下プリズムが発生します。
「累進レンズは手元が見づらい。もっと見えるようにならないの?」
累進屈折力レンズ装用テストでのお客様の声です。声に出さないまでもこのように感じるお客様は多いのではないでしょうか。累進メガネの限界を理解しつつも、お客様のご要望に応え不安を解消すべく考えてみましょう。
「揺れ・歪みに慣れず、累進レンズは使えないもの・・・と、諦めておられるお客様へ」
メガネの掛け外しは煩わしいと思いつつ、累進メガネは使いづらいものと、諦めておられるお客様がおられます。
累進レンズの揺れ・歪みから、装用を躊躇されているお客様への提案で意識しておきたい6つのポイントをまとめてみました。
<事例報告>
近用度数をナビの距離に合わせた二重焦点メガネが最適でした。
<お客様のお声>
「ナビの地図が見やすい遠近両用メガネが欲しい」
「今の遠近(二重焦点レンズ)で手元は見えるが、ナビの距離が見えない」
視力測定の時のテスト枠に63mmのサイズがありません。
62mmと64mmのどちらでテストするのがよいでしょうか?
1・・62mmがよい。
2・・64mmがよい。
3・・どちらでもよい。
ご使用眼鏡と作製眼鏡度数の補正視力の違いをお客様に比較いただくことがありますが、わずかな度数変化では、レンズ交換による視力向上効果がお客様に分かりづらくなります。お客様に分かりやすい比較体験の一方法を紹介します。
遠視のお客様測定に、二色テストを活用して調節解除を試みた事例を紹介します。
若年の遠視のお客様は調節が介入しやすく、雲霧法、あるいは両眼雲霧法が基本ですが、測定に時間がかかります。
二色テストを組み合わせた効率的な手法を紹介します。
クロスシリンダーと十字視標(クロスグリッド)を用いた近用加入度数の測定で、「タテ線とヨコ線の色が違って見えるのはなぜか」との質問があります。今回は、「色が違って見えるナゾ」に迫ってみたいと思います。
「手元用メガネなので遠くは見えません。また、遠くを見ると遠視が進みます。」
何回か耳にしたことがある説明です。
でも、なぜ?
本当に遠視が進むのでしょうか?
<近用メガネをご購入いただいたお客様より>
「文字はよく見えるのですが、新聞の上部を見ると傾いているようで、自分まで滑って行きそうになる。」
このような事例の場合の原因と対処法についてまとめてみました。
「パソコン作業が疲れる」とご来店いただく、30歳前後のお客様が増えています。最近のお客様事例から、お店でできる測定とメガネでの対応を紹介します。
光学中心がずれるとプリズム効果が発生しますが、逆にプリズムメガネでは光学中心がずれたメガネとなります。レンズメーター測定時に見落としがないように気をつける必要があります。
屈折測定を行なう上で大切なことは、調節の介入を避けることです。今回は、調節の影響が現れやすい若年のお客様で、オートレフラクトメーター値は近視を示しながら、実際には遠視眼鏡を作製した事例をご紹介します。
「目にも利き目があることを初めて知った」と、利き目の測定で、お客様にお喜びいただけることがあります。今回は、さらに利き目とメガネの合わせ方について考えてみましょう。
多くの方が眼鏡とコンタクトレンズ(CL)を併用しています。
CL装用者のCL装脱後の屈折及び視力の変化は、個人差が大きく、最適眼鏡度数の決定で悩むことがあります。お客様情報をより多くお伺いし対応することが大切ですが、そのようにして決定した度数でも安定した視力が得られる保証はありません。
なぜ度数や視力の変化があるのかを角膜の生理とCLの影響から、お客様にご説明させていただいた上で対応しましょう。場合によってはレンズ交換もあり得ることを前提とした対応が必要でしょう。
しかし、1回の測定で最適な度数決定ができれば、お客様にとってもお店にとっても良いことであり、その参考となる知識と測定方法について紹介します。
メガネ店には広いお店もあれば、スペースが狭いお店もあります。そのようなときの、視力表の設定距離に注目してみました。