「左右眼で明るさや色が違う」のは?

左右眼で明るさが違う

左右の視界の明るさや色が違って見えるとおっしゃるお客様があります。どんな原因が考えられるでしょうか?

<眼球に関する要素>
○「左右眼の視細胞感度の違いが考えられます。」
  

明るさや色の違いは、明るいところで、しかも白い面を比べたとき感じることが多いようです。したがって、明るいところで働く錐体細胞との関連が考えられます。錐体細胞は視力に関わると同時に色覚にも関わり、3種類の色細胞があります。

 

錐体:赤の波長域の可視光線に感度のピークがある。
錐体:緑の波長域の可視光線に感度のピークがある。
錐体:青の波長域の可視光線に感度のピークがある。
  

・左右眼の光量に対する感度の違いは「明るさの違い」となります。
・左右眼の色細胞の感度の違いは「色の違い」となります。

 

 

○「水晶体の分光透過率の違いが考えられます。」

 

透光体(角膜、房水、水晶体、硝子体)は、本来無色透明なものです。
しかし、水晶体は加齢とともに黄変することが知られています。

 

左右眼の黄変度が異なれば、色の違いが起こります。

(高齢者に多いと思われます。)


・片方IOL眼(白内障手術)のケースでは、色と明るさの違いが顕著に現れます。

 

○「黄斑部ならびに視神経(視路)の異常が考えられます」
片眼に後天的な色覚異常が起こることがあり、左右眼で色の違いを感じることがあります。

 

<視力に関する要素>


○「視力の違いが明るさの違いとなります。」
シャープに見えている状態を「明るく見える」と表現されるお客様がありますが、表示としては同じ(1.0)の視力でも、左右の微妙な視力差を明るさの違いとして感じることがあります。

 

<レンズに関する要素>


○「レンズ枚数が明るさの違いとなります。」(視力測定時)
テストレンズの使用枚数(重ね合わせ)が増えると反射によって光量が減少し、暗く感じます。
・仮枠にセットするテストレンズ枚数の左右差に注意しましょう。

・テストレンズの汚れに注意しましょう。

 

○「レンズの経年変化が明るさや色の違いになります。」

(ご使用メガネ)
・レンズの黄変度に左右差があると「色の違い」となります。

(無色プラスチックレンズで)
・レンズのコーティングのキズやクラックによる視力低下が「明るさの違い」となります。

 

左右の視界の明るさや色の違いは左右眼で比べたときに気づくことで、日常生活の障害となっていることはほとんどありません。

コンテンツ提供:WOC

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