「理美容の仕事に適する遠近両用メガネ」について

理美容の仕事に適する遠近両用眼鏡について

理容、美容のお仕事と遠近両用メガネについて考えてみましょう。

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<お客様事例>
男性 58歳 お仕事:理容師(床屋さん)
・鏡の距離(1.5m)が見え、お客様の髪のカット(30cm)やひげ剃り(26cm)をするときもっとハッキリ見えるような、仕事に最適なメガネが欲しい。
・今のメガネ(中近両用)は、まずまずだが産毛などがもう少しはっきり見えればよいと思う。

 

<現眼鏡度数>(中近両用:SEIKO系)
   R)(1.0×S+0.75D   Add+3.00D) 
   L)(1.0×S+0.75D   Add+3.00D)
   近用距離(ND)30cm

<参考度数>
R)(1.2 ×S+1.00D C+0.25D A 75゜ Add+2.75D)
L)(1.5p×S+0.25D C+0.75D A165゜Add+2.75D)
 近用距離(ND)30cm
 
<提案メガネ>(二焦点:小玉径28mm or 中近両用:SEIKO系、

HOYA系)
R)(1.0×S+0.75D              Add+3.00D) 
L)(1.0×S+0.50D C+0.25D A170゜Add+3.00D)
 近用距離(ND)30cm

<お客様の視的環境を理解しよう>

近方の明視が必要
近方の明視が必要

○近方の明視が必要

近方の作業距離に見合う加入度数が必要です。

広い近視野が必要
広い近視野が必要

○広い近用視野が必要

近方視野の広さが必要です。

鏡が見える必要
鏡が見える必要

○鏡が見える必要

鏡を見るためには、鏡までの距離の約2倍の焦点距離が必要です。1.5mの鏡を見ることは、3mの距離を見ることに相当します。

店内が見渡せる必要
店内が見渡せる必要

○店内が見渡せる必要

店内の様子が見えるとともに店内を歩き回ることができれば便利です。

<レンズ選択のポイント>
「近用専用では遠くが見えないので不便」
 「累進レンズでは近くの視野が狭くて不便」
 →中近両用レンズが適します。中間距離も見えて便利です。
 特に、加入度数が2.50D以下では鏡が見やすくなります。

 

○「中近両用よりも遠く近くともにもう少し見やすいメガネ」
 →中間距離を犠牲にした二重焦点レンズがハッキリ見えます。
    

※中近両用レンズは、アイポイント(フィッティングポイント)の高さによっても、遠方重視あるいは近方重視の調整が可能です。

※遠近両用や中近両用メガネでは、お客様の椅子を低くすると近方視がしやすくなります。

 

 

さらに補足・・・

 

理美容のお仕事は近業距離が30cm前後と比較的近いため、加入度数が強めになります。累進屈折力レンズでは加入度数が強くなると側方視野が狭くなり、近距離を明視するためにはレンズの下方部を使うことが求められます。中近累進屈折力レンズは、遠近累進屈折力レンズに比べると近方が見やすいのですが、さらに加入度数をアップすると遠方視に問題が生じます。

 

今回のお客様は、近用部の視野が広い二重焦点を選択されました。お客様によっては累進屈折力レンズを好まれる場合もあります。

 

コンテンツ提供:WOC

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