<お客様事例紹介>
◆「メガネを新調したい」とご来店
・普通免許の更新ができるように
・今以上にレンズが厚くならないように
・眼科でCLだともう少し見えるようになると言われたことがある
◆49歳 男性
◆デスクワークが多い
◆現眼鏡度数
PD61.5mm
R)(0.6 ×S-5.00D)
L)(0.7p×S-5.00D)BV(0.8)
◆オートレフ値
R)S-6.75D C-4.00D A13゜
S-6.75D C-3.75D A13゜
S-6.75D C-3.75D A14゜
L)S-6.25D C-1.25D A152゜
S-6.25D C-1.25D A153゜
S-6.25D C-1.25D A152゜
◆完全補正値(レンズ交換法で測定した自覚的屈折値)
PD64mm
R)(1.0 ×S-5.00D C-2.25D A55゜)
L)(1.0p×S-5.50D C-1.75D A147゜)
弱度の外斜位
◆作製度数
PD64mm
R)(0.7p×S-4.50D C-1.00D A50゜)
L)(0.7p×S-4.75D C-0.75D A145゜)
BV(0.8)
・免許更新可能な両眼視力を確保した。
・デスクワーク、特にパソコン画面が見やすくなった。
・斜乱視が入ることで発生する歪みに配慮し、乱視補正度数を
調整した。乱視の軸方向を「ハの字」に近づけた。
・・・斜め方向の傾きを軽減するため。
また、右眼の乱視軸55゜を50゜に調整したのは、縮瞳したときの乱視軸の変化を考慮した。
<円錐角膜とオートレフ値>
○ 測定値の差が大きい右眼をオートレフの測定位置を故意にずらして
測定値の変化をみました。
円錐角膜では、位置によって測定値に変動があり、特徴として瞳孔
中心のやや下方の突出が大きく、近視、乱視度が最も強くなります。

1.瞳孔上方
S-6.00D C-3.00D A16゜
S-6.25D C-2.75D A20゜
S-6.25D C-2.75D A21゜
2.瞳孔中央
S-6.75D C-3.00D A14゜
S-6.75D C-3.25D A14゜
S-6.50D C-3.00D A16゜
3.瞳孔下方
S-6.75D C-4.50D A12゜
S-6.75D C-6.00D A10゜
S-7.00D C-4.50D A9゜
<円錐角膜について>
コンタクトレンズ(ハード)での矯正が基本的な対応となりますが、軽度であれば眼鏡矯正で視力の向上が見られます。
次は説明用に引用した図ですが、角膜中央よりやや下方部が円錐形に突出してカーブがきつくなります。カーブがきつくなったところでは屈折力が大きくなっているので、近視が強く計測されます。また、不均一なカーブとなるため乱視が発生します。


正常
円錐角膜
コンテンツ提供:WOC
【本コンテンツご利用の注意事項】
みるもナレッジボード内のすべてのコンテンツについては、本サイトの利用規約を遵守した上でご利用ください。