2015年

3月

13日

これぞ職人技!皆が聞きたいリムレス眼鏡のファセット加工

・・・ちなみに写真はファセット加工ではありませんので、あしからず(苦笑)
・・・ちなみに写真はファセット加工ではありませんので、あしからず(苦笑)

リムレス眼鏡、いわゆるふちなしメガネをよりキレイに、エレガントに見せることのできる「ファセット加工」。機械ではなく、人の手でこそキレイに仕上げることの出来る、究極の職人技の極意をご紹介します!


《前面ファセットカット》

 リムレス眼鏡の美観、ファッション性を高めるために、レンズにファセットカットを施します。前面ファセットカットでは、玉形に沿ってカットする「ラインカット」や、部分的に葉っぱ形にカットする「リーフカット」等があります。

 このようなカットを自由に組み合わせることにより、美しいリムレス眼鏡を作製できます。

 

 

 《後面ファセットカット》

後面ファセットカットでは、ファッション性を高めるためとともに、レンズのコバ厚の軽減のために行ないます。前面ファセットに比べ、カット面の幅が大きくならない点や、カットの角度により、カラーの濃淡が出る点に注意します。


【ファセットカットの手順】

1.ファセットデザインのマーキングを左右レンズに対称形に行ないます。
2.次に、右眼側はセロテープを下方(左眼は上方)より順にテーピングを
  行ないます。レンズ面取りを行い、カット面にテーピングを行ないます。


3.デザイン線に沿って、レンズ面にファセットカットを施します。



ラインカット(ラインに沿った同じ幅のカット)
  右手でレンズをワンハンド手摺りの要領で砥石に対して斜めに保持し、
 左指でカットデザイン線が消えないようにしながらレンズ後面を砥石に押
 さえつけ、砥石全体を用いて、砥石の上から下にレンズを引きながらカッ
 トします。
 カット順としては、右レンズは上から下へ、左レンズは逆に下から上へ、
 カットを行ないます。


ab等の境界のラインの出し方〕
aのラインをカットします。この際、後半にかけて、より力を入れます。
 同じ力でカットすると、後半のカット幅が狭くなります。
bのカットは、逆方向に摺り上げながらカットを施し、aとの境界線が明確に
 なった上で、bのラインを同じ幅になるようにカットします。
 (c,dも同様にします。)
eのカットでは、dとの境界線が出た上でカットを始め、最後は力を抜きな
 がら終了します。


リーフカット(葉っぱ状のカット)
 ・beのリーフカットは、リーフデザインの中央部を砥石に押し付ける
  だけで、ふくらみを出すことが出来ます。
  最後に前後に少しレンズを振り、リーフカットを整えます。


4.ファセットカットした部分を磨きます。
  カット以外にテーピングが残った状態で、カット面をペン等に巻きつけ
  たサンドペーパーの#800で粗磨きを行なった後、#1500で仕上げ磨
  きを行ないます。

  その後、フェルトバフを用いてバフ掛けを行い、ツヤ出し(透明感を
  出す)を行ないます。


5.テーピングを剥がし、レンズ面の汚れ等をきれいに拭き取り、完成させ
  ます。




【ファセットカットのポイント】

・左右レンズの薄い方からファセットカットを行ないます。カット幅はやや
 狭めにし、全体のバランスや美観が優れたことを確認しながら、指定幅
 までカットします。
・左右レンズのコバの厚みが30%以上の差がある場合は、正面から見た
 カット幅を左右で 揃えるために、カットの角度を変更します。
 (通常は砥石に対して45°程度、薄い部分は30°、厚い部分は50°
  程度にします)
・ファセットカット面は、一気に仕上げます。また、同じ面を数度カットする
 場合は、同角度の カットを心掛けます。カット面の摺り具合いをレンズ
 後面側よりしっかり確認しながら、カット面のムラのないようにします。

コンテンツ提供:WOC

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